ヤフコメに限らずネットというところは言うまでもなく匿名で顔出しすることもありません。

そこではどんなに金持ちでもルックスが良くても評価されることはありません。

あくまで書かれたコメントだけが評価の対象です。

ヤフコメ民がもっとも気にするのはコメントに表れる頭の良さなのです。

その馬脚を現す知識のなさ、稚拙な文章はヤフコメではもっともバッシングされる対象になります。

だからこそ大学ネタや英語ネタなど学力や学歴に関するニュースには異常に多くのコメントが集まるのです。


しかし多くのヤフコメを見てきて思うのは、理詰めでもっともらしいことを書いていても所詮結論先にありきで理屈は後付けにすぎないということです。

自分の意見を正当化し、もっともらしく見せるためにいろんなところから理由を引っ張ってくるのです。

これは多くの人が思い当るところだと思います。

ただそうは言っても彼らは自分では頭がいいと思っており、何かしら理屈をつけないとバカだと思われることを何より怖がっているのです。

ヤフコメ民というのは好き嫌いという感情を蔑み、理屈で正しいか否かを決めなければ気が済まないのが特徴です。

本当は理屈を言う前に結論は出てるのにもかかわらず。

あるコメントに対して反論しあうときも、男子小学生が「証拠あるのか、証拠あるのか」と大声で叫びながらケンカしてるのとどこが違うのかと思います。


ネトウヨであれば「俺はよー左巻きのインテリ野郎なんか大きれーなんだよー」とでも書けば苦笑しながらも「素直でいいやつだ」と「そう思う」の一つでも押したくなりますが、プライド高い彼らはそういうコメは絶対書きません。

スポーツでも「おれは落合大好きなんだよな。何をやろうが落合信じてるし」などというコメントはあまり見たことがありません。

なんだかんだとホントかウソかわからない事例を持ち出して理屈っぽく自分の意見を正当化しようとするのです。

反対の意見を持つ相手に「どうだ、反論できないだろ。参ったか」と言いたいがために。


所詮我々はニュースの関係者でもなければマスコミでもありません。

ネットやマスコミの情報を聞きかじってるだけ。

当事者や取材した記者しか知らない極秘情報を持ち合わせているはずなどありません。

誰も知らない情報をどこからか仕入れてきてそれをひけらかし、理路整然としたコメントで反論する相手を黙らせたい、それがヤフコメ民の最大の生きがいなのです。


しかしそれらの大半は極秘情報でもなんでもない単にどこかに転がってる情報にすぎません。

本当に重要な信憑性の高い情報が無料で閲覧できるネットに転がってるはずなどないのです。

しかも数字に表れるものならまだしも、どこでだれが言ったとかの信憑性のないものも多く、出どころもはっきりしません。


そんなもので屁理屈こくより「好き嫌い」でいいのです。

主観ありありで正しいかどうかをやっきになって決める必要などなく、ましてやド素人のわけのわからない講釈なんか必要ないのです。

それをいかにも理屈っぽくくどくどコメントする場がヤフコメなのです。